さて今年はロシア語にはまっているのですが、vaioのキーボードの調子が悪かったため、PDIC の辞書を作ることができず、もっぱら MacBook の Excel で用語集を作っていました。
まずは、テキストの後ろにある、単語帳を入れてみました。
シートは講座ごと。(黒田先生の初級編、中級編、熊野谷先生)
講座名の列と、初出の課の列を作る。
ロシア語の列と、訳語の列を作る。
最初は Russian phonetic、少しキリル文字に慣れてきてからは Russian で入力しました。最初の頃はとくにタイプミスが多いだろうと思います。
そして、入れ終わったところで、全部の講座をひとつにまとめたシートを作ってみました。
また、Russlandjournal.de というところで、ドイツ語でロシア語を教えてくれるプログラムがあるので、そこにでてきた単語もExcelにどんどん入れていきました。
だんだん増えてくると、使い慣れた PDIC に戻りたくなってきました・・・
そこで、ネットで安く買えるUSBキーボードを調達し、vaio を復活させました!
mac 2008 ではExcelブックが xlsx だかなんだかの形式になるので、2004までの形式で保存しなおし、それをvaioにコピーして Excel 2003 で開きます。
PDIC は unicode 版が新しくなっていますが、うちは MacBook の PDICviewer で使うことが前提なので、旧版の 0.70 を使います。
そして、Excelに入れたものを、PDIC にどんどんコピペしていきます。
PDIC テキスト形式とかCSVとかにする手もあるんでしょうが、ロシア語を少しでも多く「見る」のも勉強のうちですから、手作業でやりました(といってもコピペだからそんなにしんどくないです)。
しばらくは、とにかくMacのExcelで用語集を作り、それを PDIC に移していましたが、だんだん語彙が増えてくると、直接 PDIC で入れた方がよくなってきました。
そして、変化形から原形がひけた方がいいな、とか、アクセントがわかった方がいいな、とかいろいろ考えて、現在のところは
rj.dic 露和・和露
rv.dic ロシア語の語形変化中心
rd.dic 露独・独露
dj.dic 独和・和独
dv.dic ドイツ語の語形変化中心
というのをセットにしてつくっています。(辞書のページで公開中。)
ドイツ語もやり直そうと思って。
それに、ドイツ語でロシア語を習うと、とてもわかりやすいのです。
格変化の概念があるからでしょうか。
MacBookでの PDIC 辞書の利用については、項目をわけようと思います。
10/31 追伸です。
PDICで入力するときに、ロシア語キーボードを使っているのですが、言語バーの設定で
ctrl+shift+0 で 日本語 – ATOK
ctrl+shift+9 で ロシア語 – タイプライタ
ctrl+shift+8 で ロシア語 – ロシア語
になるようにしています。
word欄にロシア語で入力したあと、訳語を入れるためにリターンする前に、日本語に戻しておいた方がいいようです。
他の言語も入れることが多いので、PDICでのIMEオンはしない設定です。これも日本語キーボードに戻しておかないと効かないみたいです。
あと、辞書設定 alt+R も、ロシア語キーボードのままでは効かないようなので、これが必要な場合は日本語に戻しています。タブで動いてもいいんですけどね。
ときどき固まることがあるんですが、その場合も「いったん日本語に戻す」ことで対処しています。
昨日から入れている、伊独辞書の場合は、ドイツ語キーボード(ctrl+shift+7にしてある)のままで入力できます。
PDIC unicode 5.3 はだいぶ操作体系が変わっているようでした。今は作成メインでMacでの利用が前提なので、0.70を愛用しております。ちょっと不安定なんですけどね・・・。
なお、ロシア語キーボード配列にもいろいろあるようなので、ぺたぺた打って一覧を作ってみました。→こちらです。